「ジリ貧読解力」
- 小川
- 2017年1月7日
- 読了時間: 1分

国際的学力テストで、日本の子ども達の読解力低下が明らかになりました。
これまでも言語活動の重視を掲げてきた文科省は頭を抱えていることでしょう。「出題形式が変わったから」などと理由をつけていますが、そんなことでここまで下がるわけがありません。
本当に日本の子どもの読解力は低下しています。
では、なぜそれが大きな問題になるのでしょう?
読解力は、生活のあらゆる場面で発揮され、人生の中身を変え、ひいては日本の将来にまで影響を及ぼすからです。
・新しい知識を得て、それを生かす。
・他人とコミュニケーションをとり、協力や信頼の関係性を築く。
これらには全て読解力が発揮されます。
このまま低下していけば、自分では何も考えず、判断をAIに委ねて、いや、AIに管理されて生をつなぐだけの物体に成り下がりかねません。そして、そのことに気づくこともなく。
あらゆる技術の進歩を管理し、 人とのつながりの中で生きるために、読解力の育成は何よりも大事なことなのです。
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